「かな?じゃないです!!第一授業に参加する気がなさすぎです。授業中に大声はあげるし…」



「だってー」



「だってーじゃないです。放課後補習授業を行います。桐生くん!!あなたもですよ!!」


先生が桐生くんをゆすり始めた。


「だめですうううううう!!起こしちゃだめです!!
それと、放課後桐生くんは部活があるんで、あたしが2倍こなして見せます!」

敬礼のポーズを取る。

「とにかく、今後授業の邪魔をするようなことがあれば修学旅行に連れて行きませんからね」
「それは不可です先生!あたしは恋する乙女なので、このビッグイベントに参加しないわけにはいきません!!」


先生はあきれてはぁとため息をついたようだった。
でもそんなの関係ねー
そんなの関係ねー

懐かしいな。


「何でもいいから、放課後、残りなさいよ」

「…はぁい」




何が何でも桐生くんは部活へ!
そして修学旅行へ!
あたしの恋路は誰にも邪魔させないわよ!!!












(よく寝た…)
(よかった)
(なんかあったの…?)
(イエ、別に;∀;)
(…ふーん)