「寺畑さんがそんな人だとは思いませんでした。 言っときますけど、カレの代わりになれる人なんて居ません。 誰かの代わりになるから、とか、私には重いです。 子供を産むかは、私が決めます。決め次第、連絡します。」 私は、寺畑さんに別れを告げると、足早に寺畑さんの家を出た。