「あなたは、審判をなさるのですか?」
「なんじゃ、審判と言うのは?」
「いい者と悪い者とを区別して、どちらかを言い渡すことです。死者の魂を天秤にかけて、天国へ行く者と、地獄に落ちる者とを決めることです」
「私には、天国も地獄もないのじゃ。いい者も、悪い者も居ないのじゃ」
「そうでしたね。だけどあなたを十字架にかけた人は、あなたにとって悪い人ではないのですか?」
「そのように見えるか」
「私にはそのようには見えません」
「どのように見えるのじゃ」
「はい、あなたの愛が見えます。あなたの見ている景色を見せることができない愛が見えます。あなたを十字架にかけた者も人であるという愛が見えます。あなたを十字架にかけた者自身が神であるという愛が見えます。あなたのこの愛がなければ、あなたは十字架から逃れたに違いありません。戦ってそのものを殺したに違いありません」
「そうか、そのように見えるか、それでよいのじゃ」
「裁くことができないと言うことですね」
「私には、善も悪もないからのぉ」
「全ての人を人として認めることですね」
「そうじゃ」
「なんじゃ、審判と言うのは?」
「いい者と悪い者とを区別して、どちらかを言い渡すことです。死者の魂を天秤にかけて、天国へ行く者と、地獄に落ちる者とを決めることです」
「私には、天国も地獄もないのじゃ。いい者も、悪い者も居ないのじゃ」
「そうでしたね。だけどあなたを十字架にかけた人は、あなたにとって悪い人ではないのですか?」
「そのように見えるか」
「私にはそのようには見えません」
「どのように見えるのじゃ」
「はい、あなたの愛が見えます。あなたの見ている景色を見せることができない愛が見えます。あなたを十字架にかけた者も人であるという愛が見えます。あなたを十字架にかけた者自身が神であるという愛が見えます。あなたのこの愛がなければ、あなたは十字架から逃れたに違いありません。戦ってそのものを殺したに違いありません」
「そうか、そのように見えるか、それでよいのじゃ」
「裁くことができないと言うことですね」
「私には、善も悪もないからのぉ」
「全ての人を人として認めることですね」
「そうじゃ」



