伊沙子さんは、サクランボの店先で立ち止まった。伊沙子さんは、日本語でベラベラ喋る。若い男性の店の人はフランス語で喋る。伊沙子さんの手振りと、ベラベラ喋る雰囲気で、その若い男性は、紙袋にサクランボを入れてくれた。伊沙子さんは、その半分でいいと、しきりに説明している。若い男性は、戻せないと言っているようである。暫くこのやりとりが続いた。仕方なく、伊沙子さんは折れた。伊沙子さんにとっては、珍しい現象である。私は、これでよしと、ビデオカメラのスイッチを切った。
「何か、買い物、されましたか?これから、ルーヴル美術館に参りましょう。今バスが走っているところは、シャンゼリゼ大通りです。パリの一番賑やかなところです。有名な店が並んでおります」
バスは再びセーヌ川沿いに出た。
「川の向こう側をご覧下さい。ステンドグラスに大きな時計がある建物がオルセー美術館です。主に印象派の画家達の絵があります。ルノワール、ドガ、モネ、セザンヌ、ゴッホ、間もなく、ルーヴル美術館に着きます。貴重品は身につけておいて下さい」
「何か、買い物、されましたか?これから、ルーヴル美術館に参りましょう。今バスが走っているところは、シャンゼリゼ大通りです。パリの一番賑やかなところです。有名な店が並んでおります」
バスは再びセーヌ川沿いに出た。
「川の向こう側をご覧下さい。ステンドグラスに大きな時計がある建物がオルセー美術館です。主に印象派の画家達の絵があります。ルノワール、ドガ、モネ、セザンヌ、ゴッホ、間もなく、ルーヴル美術館に着きます。貴重品は身につけておいて下さい」



