パリ・ローマ幻想紀行

「いかがでしたか?当時は写真の技術がなかったのです。肖像画は写真の代わりに描かれたものです。当時では著名な専従の画家によって描かれました。天井画や金細工も、選り抜きされた専従の画家や金細工師の手によるものです。大理石をふんだんに使った建物、有り余る部屋や回廊、ふんだんに金箔青銅を使用した金細工、無数の宝石がちりばめられた調度品、何せ王様ですから、お金のことは心配ありません。時間も無限にあります。自分の思う通りに何でもできます。このヴェルサイユ宮殿は、贅沢の極限と言ってもいいでしょう。バスはホテルに向かっております。皆さんのホテルは、モンパルナス駅の直ぐ傍らにあります。明日はパリ市内の観光です」