家族そろっての夕飯。 みんなが色んな話をしてる中、 アタシはちょっぴり上の空。 まだ、2週間も先の話なのに 頭の中は同窓会の事ばかり考えてる。 「琴羽、さっきから変だよ」 おネェがニヤニヤしながら言う。 「べ、別に変な事なんて考えてないよ!」 アタシは咄嗟に否定する。 「顔が変。なんかやましい事考えてたんだぁ」 「…そ、そんな事ないよ!」 顔が少しだけ熱くなる。