――好美と司はお花見行くのかな? 金曜の夜の二人の会話を思い出す。 と、その瞬間、 携帯が軽快に鳴り出した。 「うぁっ。ビックリしたぁ!」 物思いに耽っていたから、 予想外の着信に一瞬ドキっとしてしまった。 だけど、着信の相手は 残念ながら好美だ。 なぁんだ、と思いつつアタシは携帯に出る。