彼が男女問わずに人気がある事を 何となく分かっていた私は 少し恥ずかしさを感じつつ 俯きがちに一言答えた。 「……絵……書いてた」 ――オタクみたいって引かれたらどうしよう? 恋愛とかはまだよく分からなかったけど、 クラスの人気者に引かれるのは さすがの私でも嫌だったから そんな事ばかりが気になった。