―2学期。

もうなにもかもが考えられなくて、彩夏は他の男にしろよ~と言ってくる。
でもまだ高西先輩への思いは変わらない。

一途だなあ。 と思った。

廊下ですれ違う度、ドキドキして、胸がいっぱいになった。
辛いのに
嬉しい。