私が、顔をあげた瞬間、先輩の、力強い腕に包まれた。 『あの、先輩…?』 「俺、ずっと、おまえが好きだった。ずっと…。」 私は、このまま、時が止まって欲しいと思った。 先輩が、私を、好き? なんども夢見た先輩からの告白。