アタシのナイト

「そんな嘘、毎日一緒にいる俺に通用すると思う?」


翔太に腕を引っ張られ、気付けばあたしは翔太の腕の中にいた。



無意識なんだろうけど耳元でしゃべるからゾクゾクする。


『さ、さっき、"なら良かった"って・・・!』


「そんなの嘘に決まってるだろ?」


嘘、だったんだ・・・・


「お前が傷ついてるの、見て見ぬふりなんて出来るわけねぇだろ・・っ!」


翔太はそう言って抱き締める力を強めた。