アタシのナイト

「ごめん・・・・・な・・・」


10分の沈黙を破ったのは翔太だった。




ほんとに・・・こう言うとき、何て言ったらいいのか分からない。



『べ、別にいいよ?
誕生日だったんだし、大切な人の所行きたいのは当然でしょ・・・?』


微塵も思ってない言葉ばかり出てくる。

人との触れ合いが少なかったあたしは、素直になると言うことが分からない。

我慢ばかりの人生だったから・・・


「でも・・っ、俺ナイトなのにお前を守れなかった・・・!!」




―“ナイトなのに”か。


仕事みたいな言い方なんだね。

翔太にとったら、あたしを守るのはただの義務でしかないんだ。