アタシのナイト

「昨日襲われたんだって?」


屋上に着くなり、先輩が言ってきた。


『―‥‥っえ?』

なんで、先輩が知ってるの??



「やっぱり。助けたの、俺の母親なんだよ。
あの子今年のクイーンじゃないかって言ってて、もしかしたらと思ったら・・・!」


そう言って先輩はあたしの手を離した。


「何でなんだ?」


『え?』


「何でナイトが守ってないんだよ?」


『――‥ッ』

あたしだって、何度思ったことか。


だけど翔太を責めても仕方ない。

あたしの自己責任。


だから翔太が夜帰ってからも攻めなかった。



『翔太用事あったみたいだから仕方ないです。
あたしの、自己責任です。』


「用事って?」


『‥‥‥。』


「本人に聞こうよ。
出て来いよ、隠れてないで。」


――‥‥?