アタシのナイト

「良かったね、せりな。なんとか形が出来て(笑)」

翔太の誕生日の当日の朝。

優花はほっとしたような顔で言ってきた。



『ほんとだよー。
まぁあと10分もあれば出来るし。翔太と帰っても、部屋着いてからちょっとやったらできるよ。』


「何回もやり直した甲斐があったねー♪」

優花がニヤニヤしながら言ってきた。



そう。あたしはなかなか上手く出来なくて何回も糸を買いに行き、やり直していた。

だから普通なら二時間程度で出来るのにこんなにかかってるのかも。