アタシのナイト

「てか、せりなって社長令嬢なんだよね?」

一通り話し終えた後、優花がイチゴオレを飲みながら確認してきた。


『‥‥うん。』


「じゃあ今年のクイーンはせりなかもねっ♪」

優花がニコッと笑って得意気に言ってきた。



『あぁ‥‥そうだよ』

あたしは残り少ない好物のフルーツジュースをチューッと吸った。


「だよね~・・・ってえぇ?!」
優花が納得したくせにビックリしてきた。


「なぁ~んだっ!折角せりなと一緒に寮生活をエンジョイしようと思ってたのに~」
優花はそう言ってほっぺをブーッと膨らませた。


―て。

ん?何かおかしくない?



『あたし、優花と同じ寮だよ・・・ね?』


すると優花はきょとんとして。
「何言ってるの?」


『え?何って・・・』


「せりな、もしかして知らないの?」



―??
何を、だろう・・・