「証明か…………ふッ、面白い。 かまわない、約束しよう」 「ありがとうございます。 では、私はこれで。」 ―――――― ――――――――――― 「確かにそんな事もあったな」 「愛が証明できたかわかりませんが、麗華に幸せになってもらえてうれしいので、お礼にきました」 「そうか」 「じゃあ、私はこれで」 綾香は秘密の花園から出ていった。 「愛という物は、悲しいものなんだな…………」 自分で発した言葉に、驚いた。 そうか、俺は麗華が好きだったんだな。。。