「うーん、まずは久しぶり」 「あぁ」 確かに俺と綾香さんは、結婚式を挙げる前に会った……… 「あの時は、いろいろと偉そうに言ってごめんなさい。」 目の前で頭を下げている綾香さん…………正直困る。 「別にきにしてない」 「そう? でも、綾香の幸せを考えてくれたみたいで良かった。 ありがとう。」 何にお礼を言われているのだろう? 俺が黙っていると、また喋り始めた。 「神谷さんが動いている事を、わざと知らないふりをしてくれたんでしょ?」 わざと?あの時、俺は………