そして私も隼人の左手の薬指にリングをはめた。 私の頬を伝う雫と二つのペアリングが図書室の窓からさす夕日に照らされて輝く。 隼人はまた優しく私を抱き寄せながら言った。 「何、泣いてんだよ。 これからもずっと一緒にいよう。 玲奈・・・愛してる。」 「隼人・・・私も。 愛してる。」 END