「ここ・・・どこ??」
私は白い天井を見上げながら呟いた。

すると、私の寝ているベットの横に座っているおばさんが口を開いた。

「玲奈・・・よかった・・・・。
ここは病院よ。あなたは事故に遭って、車にはねられて病院に運ばれたの。」

「事故・・・?
玲奈・・・・??すいません・・・あなたはどなたですか??」

「・・・。私はあなたの母親よ。何も覚えてないの??」
その人は寂しそうにそう言った。