斉藤は口を手で押さえうめき声をあげていた口からは血が垂れ、どうらや歯が一本折れたらしい

木田は斉藤のその光景を見下ろすと満足したのか誰にも言葉を言わず入口の方に向かった。

そのあと直ぐに新藤があとを追い千里が後に続いた、仲間が次々と病院を出て行く事で斉藤も何とか立ち上がり身体を震わせ、まだ血が出てる口を押さえながら一番最後につづいた。

車に向かう途中木田の携帯が再び鳴った、

木田は直ぐ様電話にでた、「奴等を捕らえた‥場所は大田工場‥さっき通った道の途中にあった工場だ‥」

神崎の報告に満足したのか木田はいつもの邪悪な笑みを浮かべ言った「よくやった、だがまだ殺すな‥俺達が着くのを待て」