時間は夜中の3時を過ぎていた、日付も変わり6月20日になっていた。

近藤は中村の家の二階の部屋にいた、眠れずにただ窓の外を眺めていた。

突然部屋の扉が開いて千里が入って来た、「ノックぐらいしろよ」近藤がそう言うと千里はそれを無視して言った「いったいどうする気なの?」