「ハイ!カット!」
と言う声が聞こえるまで
オレは、ずっと上原の手を握りしめたまま…
頬に…キスしていた…。
「ワリィ…」
上原から離れた今も
心臓おかしくなっちまったみたいに
バクバクしてる…。
「イヤァ~リョウくん!良かったよ!
そこの彼女も。
最高だったよ!」
「「あ、ありがとうございます!」」
2人ハモッて頭を下げた。
そして顔をあげて見た上原の顔は
耳まで真っ赤に染まっていた。
「お前…真っ赤だぞ…」
「坂口くんだって…真っ赤だよ…」
「そうかぁ~?」
2人、見つめ合ったまま照れ笑いで誤魔化した。
なぁ…上原…
オレには
目の前の景色が
本物のお花畑に見えたよ…。
お前には
どう見えてるのかな…?
☆リョウside☆end

