「ハァ…ハァ…ハァ…」 後ろで、上原が息を切らしてしゃがんでいる。 その腕の中には シッカリとオレの衣装とメイク道具が抱えられていた。 「お前、根性あるな。」 ニカッて笑って 手を伸ばした。 その手を 「あ、あたり前…じゃない…ハァ…ハァ…ハァ… これ…あなたの 大切な物なんでしょう?」 そう言って ニッコリ笑うと オレの手を握った…。 ドキ…ン…。