☆凜side☆


どうしよう…




心臓が張り裂けそうなぐらい



バクバクしてる…


凄い…どうしよう…


カナリ不安
カナリ不安定。




「大丈夫だよ。」


「坂口君…」


坂口君の大きい手が、優しく、あたしの肩に触れた。



ドキンって鼓動が飛び跳ねた。



こんな状態で
上手く歌う事ができるか


凄く不安で仕方なかった…



けど…



「大丈夫、大丈夫だよ。オレと上原なら

必ず成功できるから。

オレを信じろ!!上原。」