「凜、もうエェ~無理して話すな。
後はワシが話そう…」
「お婆ちゃん…」
「美子さんじゃ」
「お婆ちゃんったら…グスッ…こんな時まで…」
「いいから、黙っとれ。」
「はい、凜ちゃん、ティッシュ」
「あ、ありがとうございます…あの…」
なんて呼んだらいいのかな…?
「おばさんでいいわよ」
「そうそう、元からおばちゃんだから」
「幸之助は黙っておきなさい」
ペシ!と、坂口君の頭に一発…
「イテェ~な!叩かなくてもいいだろう!?」
「うるさい!あんたは黙っときなさい!」
「ヒデェ~な!」
「なんですって!?」
「クス…仲がいいんですね。羨ましいです。」
「そっかぁ?面倒くさいだけだけどな」
「なんですって!?もう一回言ってみな!
ヤッパあんたの事、もう一度お腹の中に入れてまた産んで育ててやる!」
「そんな事できるワケないだろう!?やれるものなら、やってみな!」
「幸之助!」
「2人共、やめんかい!」
お爺ちゃんが叫んで静かになった。
「グスッ…うぅ…あぁ…」
「上原!?どうした?なんで泣くんだ?」
「わからないよ…わからないけど…涙…止まらないんだ…」
「上原…」

