「小さい頃は、お母さん、あんなんじゃなかった… いっつもニコニコ笑ってたし、もっと、明るかったんだ。 坂口君のお母さんみたいに。」 「お袋みたいに!?」 「うん!けど…」 「けど…?」 「お爺ちゃんが亡くなった後、お母さん…まるで人が変わったみたいに…ドンドン笑わなくなっちゃったの…」 「そう…なのか…」 「うん…」 思わず、唇ギュウって噛み締めた…。 涙…零れてしまいそうで…やだよ…。