恋に落ちた☆アイドル


「小さい頃は、お母さん、あんなんじゃなかった…


いっつもニコニコ笑ってたし、もっと、明るかったんだ。


坂口君のお母さんみたいに。」


「お袋みたいに!?」


「うん!けど…」



「けど…?」



「お爺ちゃんが亡くなった後、お母さん…まるで人が変わったみたいに…ドンドン笑わなくなっちゃったの…」




「そう…なのか…」



「うん…」




思わず、唇ギュウって噛み締めた…。





涙…零れてしまいそうで…やだよ…。