恋に落ちた☆アイドル


ハァ~ハァ~ハァ~…

初めて…怒鳴っちゃった…。


「凜が…あたしの凜が…」



驚いて目を丸くするお母さん。

当たり前か…
今まで、こんなに怒鳴った事なかったし。


「凜…あなた…昔はそんな風に言った事なかったのに…」


「昔って、いつの話しなの!?お母さん。

あたしだって。
あたしだって成長してるの!!


お母さんが知らないだけで



あたしは、いつまでもお母さんが思ってる子供じゃないの!!」


バックンバックンいってる心臓…胸元、服をギュウって掴んだ…



「とにかく、あたし、デビューするから!

もう決めたから!

それと、坂口君とは別れない。



お母さんがなにを言っても、あたしは坂口君とは別れないから!」



そう叫んで、部屋を飛び出した。