ハァ~ハァ~ハァ~…
初めて…怒鳴っちゃった…。
「凜が…あたしの凜が…」
驚いて目を丸くするお母さん。
当たり前か…
今まで、こんなに怒鳴った事なかったし。
「凜…あなた…昔はそんな風に言った事なかったのに…」
「昔って、いつの話しなの!?お母さん。
あたしだって。
あたしだって成長してるの!!
お母さんが知らないだけで
あたしは、いつまでもお母さんが思ってる子供じゃないの!!」
バックンバックンいってる心臓…胸元、服をギュウって掴んだ…
「とにかく、あたし、デビューするから!
もう決めたから!
それと、坂口君とは別れない。
お母さんがなにを言っても、あたしは坂口君とは別れないから!」
そう叫んで、部屋を飛び出した。

