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きのうの夜
坂口君が帰った後
部屋に戻ると
「お母さん!
お母さんがいながら、どうして凜は髪を染めたりしているんですか!?
しかも、アイドルデビューなんて!
電話で聞いてショックで腰が抜けそうになりましたよ!」
「なんじゃい。そのまま、抜ければ良かったのによ。」
「なんですって!?」
「なんじゃい!」
「もう2人共、やめてよ!せっかく久しぶりに会えたのに!
こんな喧嘩ばかりしないで!」
「「凜は黙ってなさい!」」
もう、こういう時だけハモらないでよう!
「お父さん!2人を止めて!」
「無理だよ、凜。
2人が気が済むまでやり合わないと
誰が止めても無理だって事、凜もよく分かってるだろう?」
「それは、そうだけど…」
「とにかく、私がそんな事、賛成なんてできる筈がないじゃないですか!
「お前がせんでもワシがしとるわ!」
「もうぉ~喧嘩しないでぇ~~~!!」

