恋に落ちた☆アイドル


その女性は、あたしの顔を見て

はじめはキョトンとした顔で見つめていたけど


すぐに、あたしが誰だか分かったみたいな様子で



「あなた…上原凜ちゃんね。」


と、優しい笑顔で微笑んでくれた。


その笑顔に吸い込まれるように、見とれてしまったあたし。


「ほれ、凜、何をボーとしとるんじゃ?」

とお婆ちゃんに言われて我に返り

慌てて


「は、はい!!上原凜です。あの、初めまして!!すみません!こんな朝早くから!!あの!」


「いいのよ♪ササッ、早く中に入って、ちょうど今から朝ご飯食べようとしてたの。

お婆ちゃんも、どうぞ、中に入ってください。」


と、普通に、いや、それ以上に親しみを込めて接してくれて

心の奥に
ホンワカ優しい春風が吹いた気がした。