「幸之助、いつまでもボーと突っ立ってないで、早く座ってご飯食べなさい」
お袋から言われて
「あ、あぁ~…」と椅子に座って、目の前の味噌汁が入った、お椀を手に取り
一口ゴクリと……。
うん、うまい。
さてと、目玉焼きでも食べようかなぁ~
えっと…
醤油はぁ…あっ
「爺ちゃん、醤油取って。」
「………。」
「爺ちゃん?」
爺ちゃんの顔見たら
湯のみ持ったまま固まってた。
「爺ちゃん?」
目が飛んでるけど…
「爺ちゃん?おぉ~い!爺ちゃん?」
「あっ!?」
あ、気づいた?
「な…」
「な?」
「な…」
「な?」
「なんで美子さんがここにいるんじゃあ~~~~い!?」
って、今頃かい!?
気づくの遅すぎだぜ
爺ちゃん!!
「なんだ。
知らなかったのオレだけじゃなかったんだ。
そう言えば、親父は?」
「あぁ~メタボ気にしてランニング」
と、卵かけご飯食べながら言うお袋
「お袋も一緒にランニング行ったら?
最近、腹がどうのって言ってたじゃ…ゴフ…」
脇腹にお袋のエルボー炸裂…涙ポロリだぜ……

