「なんか、アイドルって仕事、色々あって大変そうだな…アイツ」
「うん、そうだね。
凄く…頑張ってるよ。坂口君。」
ホント…いつも一生懸命に頑張ってる。
「上原さんってさ…ホントに坂口の事、大好きなんだなぁ~」
「えっ!///」
「坂口の事、話す時、スゲー大好きって顔して話すからさ。
ホント…2人共
分かりやす。
素直っていうか…
真っ直ぐっていうか…
そんな上原さんだったから
好きになったんだぜ」
「藤沢君…」
「うんじゃあ!俺、帰るな!
坂口と、いつまでも仲良くな。
アイツも、コエーぐらいに上原さんに惚れてるから
何があっても
信じてやれよ。
アイツなら…きっと大丈夫だ。
じゃあな!」
そう言って、藤沢君は明るい笑顔で去って行った。
藤沢君の背中に
「ごめんなさい」と頭を下げて見送った空は、薄いオレンジ色に染まり始め
ちょっとだけ
センチメンタルな気分に包まれた…。

