「上原」
思わず、名前呼んだ。
けど…
「なに?」
って聞く上原に
「イヤ…なんでもない。ただ、呼んでみたかっただけだよ。」
って、言うしかなかった…。
「そう?」
「あぁ…あのさ…」
って言いかけた時
「おぉ~い。席につけぇ~」と担任が教室のドア開けて入ってきた。
結局、何も言えないまま席についたオレ。
オレ…ホントは不安なんだ…
最近の上原
また可愛くなってきたから…
他の男と話してるの見るだけで
不安でたまらないんだよ…。
この日は、上原と結局、何も話せないまま
オレは仕事に向かった。
☆リョウside☆end

