次の日……。




今日もナオキはチラシを配っているかな……??



校門に近づくに連れて大きくなる「お願いします!」の声



良かった!
今日も配っているみたいだ!!
それに、エリナもいるみたいだ!!




「ナオキ……俺にもチラシくれ!」


「面倒くせ〜んじゃ無かったのかょ??」
眉間に皺を寄せながら、ナオキが言った。



「いや……何事もチャレンジっしょ?!笑」



「ぶはッ!!」
ナオキが爆笑した!


自分でも笑ってしまうくらいの開き直り様だから、ナオキが笑うのも仕方が無い……のかな?!