エリナは…涙を零していた……



「だから、ショウ……毎日を簡単に捨てないで…」
「なんでもいいから、やりたいことにしがみ付いてみなょ」




静かに俺はエリナを抱いた……




エリナは俺の胸の中で小さな嗚咽をもらした・・・



「エリナ…俺……なんか見付けてみる…」
「本気で…まぢでやりたいことを」


エリナは泣き顔を俺に向けニコッと太陽のように笑った。




この笑顔のために、俺を思ってくれる親友のために俺はバンドをやろう!