エリナが倒れた! 「エリナ?…エリナ!!?」 ナオキが必死になっている 「テメェ…お前のせいだ!!」 ナオキが目を真っ赤にして俺にそう言った 俺……の…せい?? 「は?エリナが勝手に倒れたんじゃん!!」 「関係…関係ねーし」 言ってしまった エリナに危害は加えてないにしろ 俺とナオキの喧嘩のせいであったのは、間違いない そして、喧嘩の発端は…俺だ…。 ナオキが救急車を呼んでいるのを横目に見ながら、俺は教室へと逃げるように向かった……。