課長の優しい目に見つめられると、ドキドキした。










と、同時に優しい気持ちになれた。










温かい空気に包まれているような感覚。










現実ではない世界にいるような感じがした。










そんな優しい空間に身を置いて遠い世界に行っていると、
ふいにキスをされた。










驚いたけれど、嫌ではなかった。










素直にキスを受け入れていた。










課長の香りに包まれながら、目を閉じた。










課長は私が受け止めたことが分かると、私を抱き締めながら口唇を重ねた。










私は課長の腕に身を任せた。