「ねェ…君もでぇー組?」床を指さして問いかける。 「ハイ!!お二人もですか?よろしくお願いしますぅ!私、山内鈴です!!」 ニコッと笑って答えた彼女はお嬢様っぽい感じだ。ふわふわと赤っぽい髪を二つに結び、綺麗な白い肌をしている。 「鈴チャン、あたし風岡望。んでこっちが大谷零ね。」 彼女は友達ができたのがうれしかったのか顔をパアアと輝かせて 「望サンに零サン!!よろしくお願いします!!!」 と笑った。