あぁ、どうしよう! 話し掛けたい。 前みたいに、話したい。 なんでこんなに難しいのだろう。 でも、智晴は、 私を全然見ようとしない。 まるで赤の他人みたいに。 もしかして、嫌われてる? そんなの、嫌だよ、智晴… いや、今日こそは! 絶対に話し掛ける! 茜は勝手に決心していた。 そんな事ともしらず、 智晴は黙々と、保健室の備品を、 完璧に磨き上げていた。