「アタシをからかうなんてひどーい!仁なんて大っ嫌い!」 「ごめんって〜俺は奈津美のころ大好きなんだけどな〜」 仁はアタシが入院してから、変わった。 何よりアタシを好きだって言ってくれる。 今までアタシが一番求めてきたこと。 「ねぇ、仁…キスして?」 「は?……ダメだ」 「え?何で?」 仁はアタシのこと好きなんでしょ?ならキスぐらいしてくれたって… 「家に帰ったらな」 「本当?約束だよ?」 「あぁ」