ーーーーー……。



「待たせたな。」


「いや、別に。」



岩から飛び降り、伝蔵は宗治の前に立った。



「伝蔵、俺ぁお前が一番信頼出来る相手だった。」


「私もだ。
なんだかんだ言って、お前が一番気を許せる相手だった。」



どちらともなく抱き合い、その3秒後死合いは始まった。