「まぢで?ラッキー。 陽奈といつでも喋れるじゃん。ってか息整えて…汗))」 私は興奮している彼女をなだめるようにしながら答えた。 「あ。ごめんごめんッ」 陽奈はぶりっ子みたいにテヘっとして謝った。まぁ、可愛いから許すけど…? 細井陽奈―2年3組で私と同クラ。学年1の美人。だけど少し抜けてる。 だがしかし!財閥の令嬢というおまけ付きのスーパー少女。 「あ。そだ…、男子はどんなの??」 思い出したかのように私は陽奈に尋ねる。