チャイムが鳴り、放課後へと変わる。



と、同時に男の会議が開かれる。



っつっても、そう思っとるんは俺ぐらいで、ダチは上の空で何かを考えとる。



って顔してる。



思うに、ダチは彼女の名前もクラスも知らんらしい。



彼女か?それ。



それを今さらになって思い出したと。



こいつ、頭ええ癖に変なところアホや。



俺は溜息を吐くと、ダチのかわええ彼女ちゃんの為に会議を続ける。



大体のかわい子ちゃんの情報は持っとるから、すぐに解決できるはず。