アタシ 独り

孤独を感じなくなるほど渇いた心は
いつもアナタのおかげで
潤っていた


隣を見れば
アナタの陰は
もうなくて

振り返れば
アナタとアタシの抜け殻だけが
絡まってる



そばにいて欲しい
そんな言葉は
想っているからこそ
言えなくて

近くにいるだけで安心できた
そんなことはもう
ただ 邪魔でしかない


アナタには
もう新しく素敵な未来
あるかもしれない

だけど

アタシには
もう暗く見えない道だけが
目の前に広がっている



見えなくなれば
見えなくなるほどに
心は苦しく
悲しくなる


でも
見なくちゃならない
現実も
手探りだけの
アナタの温もりも


アタシは一生懸命
探してる


探してるのに



また 独り