あたしのとなりにいたのは 茶髪で黒ぶち眼鏡をかけて 耳には何個かピアスをしている 関西弁を話す男の子。 バッチを見ると、クラウン… 『あの…どちら様ですか?』 「お、よぉ聞いてくれた!!俺は、省吾の友達の安藤和也(あんどうかずや)」 眩しいくらいの笑顔であたしに話しかけてくる和也君。 なんなんだ、この人。