私の名前は、
高橋れな。
身長154cmの普通の中学2年生なのだ。
クラスで委員長をやったり、学年で成績トップをとったりしていた。
そんなこんなで、
みんなからとても信頼を受けていた。
クラスのなんでもランキングでも、
(頭がいい人)
(彼女にしたい)
(頼れる人)など
で一位だった。
彼女にしたい人
No.1…。
嬉しいけれど
嬉しくない。
周りのみんなには
男選び放題じゃん。とか、モテモテじゃん。とか言われるが嬉しくない。
なぜなら、
みんなには言えない秘密があるから。
中学1年のころから担任の上山先生と付き合っているから。
入学して委員長になった私は、いろいろと先生にアドバイスしてもらっていた。
毎日、相談していた。放課後も。
そんなことを繰り返していると、徐々に先生に惚れてしまっていた。
先生は27歳。
独身だ。
つねに生徒からも熱い信頼があった。
理科を教えている上山先生は信頼があるせいかみんな真面目に授業を受けているため、成績が良かった。
そんな先生を私だけのものにしたい。
いつしか思い始めていた。