森から帰りザクロの家に行った…が

ザクロは居なかった

『ザクロ居ねぇし…』

とザクロの家の前で喋っていたら丁度カムリ爺が通りかかった

「あ、良いところに!カムリ爺ザクロ知らねぇ?」

「ザクロならさっきルヴェワールに行くと言っとったぞ」

『サンキュー』

それだけ言うとカムリは去って行った


『ルヴェワールに行ったなら当分は帰って来ないだろうなぁ…』

深くため息を吐きユーリは座り込んだ

「まぁこんな所に居ても仕方ないし…俺んちにでも行く?」

「そうですね…」

「…………」

三人が喋っていてもウォルフラムは黙っていたため誰も居なくなった事に気付かなかった


『仕方ないティラん家に行くか―…  てかウォルフラムは?』

「あれ?」

「さっきまで此所にに居た筈ですよね?」

「「『…………』」」

三人共額に汗をかきしばし沈黙が続き一斉に走りだした

『あんにゃろう何処いった!!』

ユーリからは怒りからか殺気がでていた