―翌朝―



『ん゙ー…此所俺んち……じゃねぇ…よな?てか痛てぇぇぇ!』

ユーリは少してからベッドから起き、それから部屋を出た

『あぁ…此所カムリ爺の家か……?』

トントンと階段を下りる途中カムリ爺が上がって来た

「おぉユーリ、起きたか」

『んー』

「みんな心配しておったぞ」

『んー』

「そういえばあの子、今ティラん家におるらしいぞ」

『あの子…って?』


「まぁティラん家に行けば分かるじゃろ」

『まぁ…いいやまず家に帰るよ』

「何言ってるんじゃ?お前さんちは壊れとるじゃろうが!」

頭を掻きながら
『何言って…』
と言いかけて`ふっと´思い出した



『あ゙ぁぁぁぁぁそうだった!どうしよう!』


「うるさいわ!さっさとティラん家に行けい!!」


ユーリはカムリに階段から蹴り落とされた


『痛ってぇぇ!俺一応怪我人!』

「まったく…」
と言いながらカムリは階段を上がって行った






「大丈夫?ユーリちゃん」

足が上に向いてひっくり返っている状態のユーリにアイオラが声を掛けてきた