それまで待っててね

「梨緒ちゃん~ついたよ?俺中入っちゃっていいの??」
「あ。大丈夫です。ありがとうございました」

ずっしりした教材を少しずつ床に置いた。

「じゃーなぁ~」

隼人先輩は足早に階段を上がっていった。