冬の冷たい真夜中
姫の家の前に しゃがみこむ
姫
姫
姫……………
逢いたい
抱きしめたい
離したくない
別れたくなかった………
愛してるよ姫
すごくすごくすごく愛してる
ずっと姫のそばにいたかった
2人で幸せになるって信じてた
ゆっくり立ち上がり
姫の部屋の窓を見上げる
姫
オレの姫はそこにいる
今すぐ さらって
誰もいないところに
連れ去りたい
姫……………
――みーくん
目を閉じると
姫の声が 姫の姿が浮かぶのに
ダメだ
オレは姫を不幸にする
はぁ…………
白い息を1つはいて
車に戻り 部屋に帰った



