My name is・・

執拗な愛撫のあと 簡単な挿入が終わる。
気持ち悪い……。早くシャワーを浴びよう。
丁寧に体を洗い流し お風呂から出たら渡辺さんは財布を出していた。

「じゃ…これ」手渡されたのは二万円。
「ちょっと!なにこれ?三万円て約束やん?」

怒りを露わにする私に 渡辺さんは平然として

「三万も払ったらホテル代も払えないよ。
それに…君、顔は可愛いけどサービス悪いしさ」

は?何 言ってんの?このオヤジ。
あれだけ また会ってとか言ってたくせに!ふざけんな!
お前なんか 若い女を抱こうと思ったら金がいるのは当たり前だろ!
なにがサービスだよ?そんなんして欲しけりゃ ソープでも行け!

「じゃあホテル代払って残り頂戴よ!」

「あやちゃんて案外がめついんだね」

せせら笑うオヤジにブチ切れた!

「がめついのは どっちやねん!いい加減にしろや!」

「はいはい。じゃあ払えばいいんやろ?払えば」

どこまでも小馬鹿に喋る男に蹴りを入れる。